中学校理科

受験と勉強のコツ

中2理科〜中学校理科の要


 中2の理科では中学校の理科の最難関「電流と磁界」の単元を学びます。「電流と磁界」は多くの生徒が苦手とする単元です。

 しかし、この単元をしっかり学んで得点源にしておけば、中学校の理科のテストでいい点数を奪取することができます。

 「動物のからだとそのしくみ」はどの生徒にも身近な内容なので、つまづく生徒は少ないです。ただし、人体のしくみのところはややこしい内容が含まれているので、注意が必要です。

 「化学変化のしくみ」の単元はそれほど深い内容まで学びませんので、しっかり元素記号と化学式・化学反応式を覚えることは必須事項です。

 「天気」の単元は中学校の理科2分野の中でも一番難しいところです。とくに水蒸気量の問題は多くの生徒が完答できません。水蒸気量の問題は図にかいて考えるとスムーズに進めます。
 
 「電流と磁界」では、オームの法則の式を使いこなすことが大切です。電気抵抗が2つ、3つになる問題でも解けるようにしたいです。練習あるのみ。

 さらに、磁界では右ねじの法則を使った問題が出題されます。導線を流れる電流が作る磁界や、コイルに流れる電流が作る磁界の向きを求めるときに必要なので、よく練習したいところです。
 
 「動物のからだとそのしくみ」では、せきつい動物の分類で1つ1つの動物が何類に分類されるのかを自分でまとめるといいです。

 とくに、は虫類と両生類の区別がわかりにくいものは、まとめて表に作って覚えて下さい。自分の知らないものだけでいいですので。問題の中に出てきたら、それを書き足していけばいいです。

 また、人体の臓器に関する問題は暗記が重要になってきます。それぞれの臓器が、どういうはたらきをするのか、一覧表に自分で一回まとめて、それを覚えるのが最適です。

 それから、それぞれの臓器で何という消化酵素が分泌されて、何にはたらきかけるのかもきちんとおさえなければなりません。

 また、小腸の柔毛が何のためにあるのかという問題は頻出です。きちんとおさえなければなりません。
 
 「化学変化のしくみ」では、計算問題が出てきます。簡単な比例計算なので、しっかり式がたてられるようにしたいです。

 また、ここでは元素記号・化学式・化学反応式は必ず覚えなければなりません。覚えるのは教科書に出てくるものだけで十分です。数はそんなに多くないので、毎日繰り返し練習して、覚えれば得点アップはすぐに可能です。

 さらに炭酸水素ナトリウムの分解の実験で、実験の注意事項が必ずといっていいほど出題されます。試験管の口を少し下げるのは何のためか、火を消す前にしなければならないこととは、この2つは中学校の理科のテストでよく問われるところです。
 
 「天気」では、まず天気の決め方をしっかりおさえたいです。教科書には載っていますが、よくできる生徒にとっても盲点なのは、雲の量で天気を決めるところです。0〜1割は快晴、2〜8割は晴れ、9〜10割はくもりとなります。

 それから、湿度を求める計算は小数の割り算になることが多いです。意外と、小数の割り算を苦手とする生徒は多いです。小学校のときにしっかり計算練習をしていない生徒は、ここでじっくりと計算をするしかありません。中学校の理科のテストでは電卓は使えませんので、手計算できっちり答えが出せるようにしたいです。

 さらに、水蒸気量を求める問題は、内容がしっかり理解できていないと間違えるところです。パターン練習も通して十分な練習を積んでおかなければ力にならないでしょう。

 この単元では記述問題として、雲はどのようにできるかをしっかり書けるように準備することが大切です。頭の中だけで考えるのはたいへんなので、教科書に図とともに覚えるようにしたいです。イメージをともなう記憶は大事な記憶の技術です。忘れにくい覚え方をいつもしたいです。


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